ウツノトビラ

今回は、私が初めて「心の病」を発症したときのことをお話いたします。

 

2年前の夏、私は出向をしていました。

 

出向先での業務は非常に高度なもので、そもそも会社のルールや仕組みがわからないままで任されるべき仕事とは言えませんでした。

 

ここで頑張って期間を満了できればキャリアに箔が付く。

その思いのみが私を突き動かしました。

 

しかし、周囲の先輩・上司は私に対し満足にアドバイスをくれる方々ではありませんでした。

 

元々、口下手な私が質問をすると、

「何を言ってるのかわからない」

「自分の言ってること録音して聞いてみたら?話し方がなってないよ?」

「なんでわからないことを言われたらだんまりするの?考えてないからでしょ?」

 

このようなことを言われ、気がつくと眠れない日々が続き、自席に座っているときに動悸がしたり、自分に自信がなくなっていきました。

 

そして、人生で初めてかかった心療内科で、「適応障害」という診断を受けました。

 

こうして、私のメンヘラ人生はスタートしたのでした。